あさひ農村振興協議会
セピア色した写真が、手元にあります。戦後から10年が経ち貧しい中にも復興の兆しが見える状況の下、袖口がめくり上がり、接ぎのあたったダボダボのズボンに、短靴を履いています。それから50数年が経ち、田舎の暮しは大きく変わりました。家族総出、結で行った田植え、稲刈り、秋祭りに踊り舞台で演じたかん吉お宮、梅雨時の長鎌での下草刈り、ボンネットバスでの通勤風景、遠い過去の思い出となって仕舞いました。
あさひ農村振興協議会は低迷する地域の暮らし、衰退する農業等を、あさひの地からあさひの如く照らし、再生・活性化していくことを目的として活動を始めました。
豊かな自然や歴史
ASAHIの平出は街道宿場として栄え、多くの文人等を輩出し、赤羽は江戸、明治と製糸業が盛んな時、赤羽焼きが行われ陶芸家が活躍していました。樋口は荒神社のある荒神山を背に、南に豊かな田園が開けています。沢底は水が豊かな山間に、古代から人々が暮らし日本最古の道祖神がある福寿草の里と知られています。
魅力がたくさん
自然と共に時が
ゆっくり流れる
都会に比べ1日の時間の流れがこの地域では違います。自然と地域の方と”農”で繋がることができます。
松茸をはじめ
里山のめぐみがぎっしり
高級食材”松茸”をはじめとする様々な種類のきのこがこの地域で楽しめます。また、春には、ふきのとうやたらの芽、こしあぶらなどの山菜が食卓を彩ります。
何もないのが良い
自然に囲まれた澄み渡った空気をあなたにも。開放感のある景色のなかでおもいっきり深呼吸がしてみてください。
なんと言っても
日本一のほたるの名所
自然環境の悪化が進むなかで、現在でもほたるの群舞が見られます。ホタルの発生地「松尾峡」のゲンジボタルは東日本随一といわれ、初夏、その乱舞する姿は圧巻であり、幻想的な美しさは必見です。
冬の名物 氷もち
氷もち作りは、信州辰野町の冬の風物詩のひとつ。信州の厳しい寒さを利用し保存食として作られる氷もちは福寿草祭りで完売するぐらいです。水で溶かせばおかゆ代わりになり、離乳食にもぴったりです。